助けあいジャパン

January 7, 2013

キメの細かい親切さ

We will "soon" make a "brief" stop at Jiyugaoka.
(もうすぐ)自由ヶ丘に(ちょっとだけ)止まります

soon とbriefは不要だと思う。というか、そもそも必要な情報ではない。敢えて言えば次の駅が自由ヶ丘だってことだけで十分だろう。そ

僕が知る限り、これほど親切に、行き先、乗り継ぎ、乗り換え、さらには所要時間までアナウンスする国はない。業客を子供扱いしているのか、パターナズムなのか。以前からあの大きな音の発車前のベル(出発の合図)だって、当たり前のことみたいに慣れてしまっていれど、世界的に見れば稀有なことだ。

改めて考えてみるとあのアナウンスも、乗客へのnoticeというよりは鉄道会社の自己防衛のためって気がしてきた。曰く、電車が揺れるので気をつけろとか、急停車をすることがあるので注意しろ、とか当たり前のことじゃないか!女性専用車両だって、今更特別アナウンスする必要なんてないだろう。必要を感じれば勝手に動くわけだし。つまり、もしそういう事故や不都合なことが起こった時に、「ほーら、だから注意しするようにいったじゃない」という言い訳になる。

でもね、要はバランスだと思う。社会が「みんなに親切なこと」は多少面倒くさかったとしても素晴らしいことなのだ。この洗練された「キメの細かい親切さ」みたいなところが「おもてなし日本社会」のお得意な部分。

これからの超高齢者社会にむけて、さすが日本!っていわれるコンテンツになりうると思う。あの繊細な超高機能ウィッシュレットを普及させた日本のことだから、その未来に期待している。それ、ちょっと違うんだけど(w)
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