助けあいジャパン

March 22, 2012

個のメディアの時代

今日のさとなおくんのエントリーについて。

ソーシャルメディアが「個」のメディアであることは論をまたない。『ソーシャルメディア上では、「組織」人ではなく「個」人としての発信じゃないと、信用も共感もされない。』というのは真実だと思う。肩書きや役職を元に発信しても「信頼」や「尊敬」や「共感」を得ることとても難しい。そんな「空虚な」「上から目線の」言葉には誰も耳を傾けないし、心に響かない。

今の時代、自分を「自分の言葉」で発信する事の大切さ。余談だが、昨日の高校球児の真っすぐな言葉の選手宣誓が心に響くのは、それが真実の言葉だからだ。ソーシャルな社会(ヘンな言葉だ/w)は年齢や性や職業や肩書きなどの「属性」による結びつきとは全然違う、フラットでフレキシブルな「緩やかな」繫がり。でもその根底にあるナイーヴさとか脆さとか危うさのはみんな「うすうす」気付いている。どうコントロールするかは、まだ誰にもわからない未知の領域だと思う。自分の部屋の窓のドレープを開けた状態。どれだけ、どのくらい自分を晒すべきなのか?

個人によって「モラル」とか「エチケット」とか「ルール」とかが全然違うのは当然だ。結論から言えば、僕はどんどん晒してしまえばいいと思う。だってどんなにリラックスしている状態であったとしても、だれかから窓から見られていたとしたら、自宅にいてもパンツくらいは穿いているだろう/w。覗かれるのが嫌なら、電源をオフにして窓を閉めてしまえばいいのだから。

メディア論にしても文化論にしても多層的で横断的な分析の余地が無限に広がっているんだろう。10年先、否、5年先のソーシャルの現場はどんなふうに変わっているのか?スゴく興味がある。
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