助けあいジャパン

March 3, 2012

Best Supportive Careという言葉の遊び

盛りだくさん超多忙の今週もやっと週末。今日は「第24回城北緩和医療研究会」@池袋。こーめい先生が今日の世話人&モデレーター。「命をつなぐ緩和医療」とうテーマで、僕も発表とミニシンポに参加した。こじんまりした研究会でとてもいいディスカッションができたと思う。この会は昨年の3月12日に開催予定だった。ところが311の大震災で流れて約1年後の今日に再開催することになったのだ。僕も意識して去年準備したスライドをそのまま使ってプレゼンをしたのだけれど、壇上で話しながら不思議なデジャヴ感覚があった。今日の僕の話のポイントは、「Best Supportive Careという言葉の遊び」というか「胡散臭さ」。緩和医療(しかやっていない)の専門家たちは、どうも「自分たちは特殊な事をしている」という勘違いをしているのではないか?と常々思っていたので、今日はその話をした次第。

そうそう、そういえば去年の3月11日の僕らの感覚では、明日の研究会どうなるんだろう?って、けっこう暢気に構えていた。その時点で大きな災害(地震、津波、原発事故)が起こっていることはもちろん認識していたものの、まだどの程度の規模の災害が起こっているのか把握していなかったのだ。やれる筈がないのは、レトロでみれば当たり前の話なんだけれど/w。怒濤の1年が経ち、こうやって「仕切り直し」の会合ができることは幸せなことだ。製薬会社のスポンサーから予想外のギャラまで頂いたので、うちの病院から参加してくれた8人全員でディープチャイナ地帯:池袋「永利」へ。今日も美味しくがっつりと頂いた。ギャラは「あぶく銭」だ。宵越しの銭は持たねーって全員に奢ったら、値段がリーズナブルで、なんとお釣りが来てしまった。さすが「永利」!/w。タクシーで爆睡して帰宅。充実の土曜日だった。
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