助けあいジャパン

August 8, 2011

波心あれば魚心あり

暑く熱くたぎった一日の夜、中目黒で暑気払い。「助けあいジャパン」繋がりでお会いしたKさんとHさんと僕。同世代の気安さで、立場は違えども、世の中に対して(特に震災後の日本の社会の将来を案じて)熱い想いを語れるオッサンたち。初めてお会いして話した時から「同じ匂い」を感じ(笑)、待望の再会を果たした。今回、Sさんにも参加してもらうことにしたのは、以前から彼にも同じ熱い想いを感じていたからで、このメンバーに彼が入ることで触媒作用で、さらに面白い化学反応が起きる気がしたからだ。予感的中、予想通りの展開で楽しい時間を共有できた。職種も職業も立場も違う4人のオッサンが集まって、時を忘れて様々な事を語り合うって図は、まあ気持ちが悪いといえば気持ちが悪いのだが(笑)、古今東西、たぶん世の中というものはこうやって少しづつ変わってきたのではあるまいか。血気盛んな若者が革命を企てるという「汗臭い」「夢みたいな」議論ではなく、おっさんたちの考えは、もっとリアルで「足が地についた」行動を伴ったものになるからだ。とはいえ、現実を知っているだけに、ややシニカルに斜に構えてしまうのは仕方がないけれど、それまでの自分達の人生で得てきたもの(経験、知識見識、人脈など)をそれぞれが存分に「持ち寄って」議論するわけだから、その内容が面白くない訳がない(笑)。

あー楽しかった。今夜はいろんな気づきとインスパイアをもらった。
この会は是非定期的にやりましょう!ということになった。

中目黒東山の波心は、Kさんご推奨のお店で、本物の隠れ家風のおしゃれな和食のキュイジーン。本鴨鍋と、〆の鴨そばは絶品。あと芋焼酎の和水(前の晩から割り水して寝かせて馴染ませたもの)が、驚くほどマイルドで、スルリするすると、いくらでも飲めてしまうおいしさだった。なお、このお店は10日で閉店して別の場所に移転するそうな。是非、新しいお店にも行きたい。
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