助けあいジャパン

July 20, 2011

スイスと云えば・・・



スイスのお土産で、Santis Maltというシングルモルトのウィスキーを頂いた。
スイスの連想でいろんなことを憶い出した。高校2年の夏、イギリスのケンブリッジに短期留学していた僕らは帰国前の週末にスイスに2泊3日で旅行した。ロンドンからチューリッヒに飛んで、インターラーケンからグリデルバルドを通過して、ユングフラウヨッホに登頂しアイガー北壁を通る登山電車に乗った。泊まったのはチューリッヒのノヴァパークホテルだった。ちょっとコじゃれた近代的なホテル。高校生の僕らはなぜか当時流行していた「こっくりさん」を徹夜でやっていたなあ(笑)。チューリッヒ湖にボートで出ていたら、周りのヨットの若者達(男の子も女の子も)が「全裸」で泳いでいてそれに刺激されて、僕ら(モリタとキイチローと僕)も「やっちまおう!」ということで全裸で泳いだ。当時の若者達(僕らも現地の若者も含めて)そういうバカなこと(公衆の面前で全裸になっちゃう事)が、なぜか「カッコいい事」って思っていたフシがある。ヒッピー思想とかフリーセックスみたいな高邁な思想があるわけでなく、アッケラカンとした感じというか。時間としては10分くらい湖で泳いでいたんだろうか。突然天気が悪くなり土砂降りの雨が降り始めた。後で知った事だが、チューリッヒの夏の天気が変わりやすいことで有名。ヨットの連中はさーーーっと離れていき(バイバイをしていた女の子のおっぱいはぶるんぶるん振るえていた<笑)、取り残された僕らは(びしょびしょになった服を着て<笑)必死に岸までオールを漕いだ。それからホテルまで帰るまでが大冒険だった。今考えると赤面を禁じ得ない若気の至りなのだけれど。チューリッヒを訪れる日本人は数多いけれど、今も昔も湖で全裸で泳いじゃう日本人はそんなにいないんだろう。なはは。
Powered By Blogger