助けあいジャパン

March 14, 2011

批判をしたり不満を言う前にやるべき事があるだろう


大震災から3日が経った。昨夜発表された「計画停電」の情報が二転三転して、現場は大混乱。病院にとって停電する事は死活問題なのだ。6時すぎにすでに満員になっている電車で出勤。朝からミーティングや打ち合わせなど。マニュアルにない対応にこそ、リーダーシップと日頃からのチームワークが問われる。前例のないことばかりだとすれば、皆でコミュニケーションをとりながら柔軟に動くしかない。

内田樹先輩のブログ(3/13)より部分引用:
(前略)いまはオールジャパンで被災者の救援と、被災地の復興にあたるべきときであり、他責的なことばづかいで行政や当局者の責任を問い詰めたり、無能力をなじったりすることは控えるべきだ。彼らは今もこれからもその公的立場上、救援活動と復興活動の主体とならなければならない。不眠不休の激務にあたっている人々は物心両面での支援を必要としている。モラルサポートを惜しむべきときではない。
「安全なところにいる人間」と「現地で苦しんでいる人間」を差別化して、「苦しんでいる人間」を代表するような言葉づかいで「安全なところにいる人間」をなじる人間がいる。そういうしかたで自分自身の個人的な不満や攻撃性をリリースすることは、被災者の苦しみを自己利益のために利用していることに他ならない。(後略)

記者会見で、必死で頑張っている東電の職員を問いつめる「勘違いバカ記者」ども(卑怯な事に社名も名前も名乗らない!)!
コレ↑↑は、君たちの事だ!

それ以上に切実な問題なのは、必要な情報が必要な時に必要な場所にない、ということなのだ。それでも関西淡路大地震の時からすれば、まだましなのかもしれないけれど。これからまだまだこの苦難の道が続くとすれば、今後はそこが一番問題になるところだろう。先の見えない不安は極力小さくしておきたいものだ。現場で必死に頑張っている人たちや、被災地の人たちのご苦労を思えば、東京に居る僕らの苦労なんて取るに足らないものだろう。政府中枢の対応や東電の対応に問題はたしかにあるが、それを今これ見よがしに批判しても何も得る物はないだろう。枝野さんもへろへろだし、東電の連中も混乱の中で必死に頑張っているのだ。無責任はつぶやきは有害無益だ。この国難ともいえる事態に、僕ら一人一人が粛々と「前に進む力」を出していくこと。それが一番大切。

日本という国が潰れてしまうかもしれないこの危機に、(たまたま)遭遇してしまった僕らの世代の責任は大きい。僕ら「おっさん世代」は今、下を向いていていたり、俯いていているヒマなない。今こそ「ぐりぐり」と日々を過ごさずして、いつ頑張るのか!オッサン&オバサン達が、しぶとく元気であれば、大丈夫!、この苦難もいつかは必ず克服できるだろう。

頑張りましょうや、ご同輩!
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