助けあいジャパン

March 8, 2011

夜の子供達

医師会の理事会からの帰路、22時すぎの電車に小学校4ー5年生の男の子と女の子の集団。NとかSとかEとかの進学塾帰り。まだあどけない子供達だ。放課後に集まって、夕食を挟んで21時過ぎまで授業があるんだろう。遊びを我慢して勉強する事や、競い合って高め合う事や、一所懸命頑張る事は、もちろんすごく大切なことだ。子供の頃から「皆がんばったので一等賞」とか「みんなで一緒にゴールしましょう!」みたいな、絶対にアリエナイような嘘をつくのは良くない。だとすれば、もっと日中の学校できっちりと勉強させて、公明正大に競争する(させる)べきだろう。正論を言えば。日○組主導の「ゆとり教育」に誰も反対できなかった政治の責任も大きい。僕らの時代、つまり40年以上前にも受験はあったし、むしろ人数から言えば今よりずっと多くて、競争はもっと過酷だったはずだ。でも当時の塾は夕食は自宅で食べられたし、もう少しのんびりしていた気がする。10歳で22時といえばベッドに入る時間だろう。今時、その年代の子供達が街をうろうろしているのは、日本、韓国、台湾、中国の都市部くらいかもしれない。むしろ早朝の塾にすればいいのに。そうだ!誰かやらないかな。
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