助けあいジャパン

June 16, 2010

戦略と戦術のない対策を修正する作業

午後は行政の災害医薬品・資機材の見直し委員会の仕事。平成12年に策定されてから、なんと10年間見直しもされず区内の救護所(区立の小中学校)の保管倉庫の中で眠っていたらしい。当時の行政の責任者はとうの昔に変わって、その後は定期的な予算取りもされずに今に至ったということなのだ。その間、大災害がおこらなかっただけでもラッキーなんだけれど、今回見直し作業をしていて、ちょっと驚いてしまった。実にクラシックなだけでなく、実際には使えねー(苦笑)もの多数。つまり、明確なイメージもなく、ただ漠然と思いつきだけで作られたちゃったものなのだ。戦略も戦術もなく中途半端で雑多な医薬品と資機材が大きな段ボールに積めてあるだけ。でも、今年見直しをすることでより良い物が出来れば「間に合って」よかったと考えよう。それが出来ていない行政区も実は多いのだから。

すでに区としての大災害の被害想定の数字的なシミュレーション(ぞっとする内容)はあるので、被災現場の実際の地域状況を考えた見直し作業とリスト作成作業などを詰めていく。危機管理先進国の欧米諸国や、戦争を常に想定している極東アジアの国々に比べて、日本の社会って、やはり楽観的平和ボケであるのは否めない。数年前にやっと「国民保護法」が出来たくらいだし。その当時先頭に立って反対したのが民主党左翼勢力ってことは、憶えておかなければいけないと思う。行政の「ま、なんとかなるでしょ」的な考え方も、批判ばかりしていても仕方ないので、前向きな態度で与えられた仕事を進めることにしよう。75万人の生命の危機管理。should do the right things!
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