助けあいジャパン

February 28, 2010

今日のエチカの鏡

脳の能力を高めるための様々な工夫。医学的(科学的)な裏付けのある話がたくさんあって、専門外とはいえ、医師の僕にとってもためになる話が満載だった。

脳というものは、基本的に快感を求めるものである。したがってネガティブなことを考える(する)と脳がその潜在能力を抑えてしまう。
能力を最大限高めるための様々な工夫は、それぞれリーズナブル。というか、僕が日々感じているけれど、元気なご老人は皆、確かにこの番組で指摘されたような生活をしている。

たとえば

朝、一日の計画を立てて生活をする(前頭葉の刺戟)
ポジティブな内容の日記を書く
自分の趣味(好きな事、興味のある事、好奇心)を持つ:ミッドα波をいかに出せるか?
聞き耳を立てる(側頭葉の刺戟)
キーワードを意識して新聞を読む(後頭葉と海馬の刺戟)
いい経験を憶い出す、イメージする(海馬の刺戟) などなど。
番組では言及していなかったけれど、スケベ心というかエッチな好奇心が脳にいい影響を与えるのは医学的には証明されている。
元気な人は皆、色気がある・・・じじい&ばばあになっても(爆)。

この他、スポーツ心理学的にパフォーマンスを高めるための工夫として

愚痴を言わない事(対人関係で負の共振がおこってしまう)
否定語を使わない事(ネガティブな感情を引き起こして脳の機能を停止してしまう)
ゴールを勝手に設定しない事(ああ、もうすぐ終わりとゴールを設定してしまうと脳がブレーキをかけてしまう)

勉強になったな
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