助けあいジャパン

February 26, 2010

上を向いて歩いたら

一日の絶食と昨夜の爆睡で、朝の体調は7割快復くらい。でも今日を乗り切るためのエナジーにはイマイチだ。本当に身体的に問題があると、精神的に凹むもんだ。日頃、病気知らずで元気なのでこんなときは、かなり堪える。ネガなことばかり考えたりして。

こんなときこそ上を向いて歩こう!と、仕事場にむかってとっとこ自由が丘を歩いていたら、突然・・・ううっ気持ち悪い・・・。病気の人を相手にする僕らの仕事では、自分がいくら体調が悪くても凹んだ顔は見せられないのだ。仕事場に着いてから思いっきり吐いて(嗚呼!)すっきりして外来を開始する。全く因果な仕事だけど、そんなこんなで仕事をしているうちに少しずつ元気が出てきて、いつのまにか気にならなくなった(というか・・・体調の悪さを忘れた)。昼ご飯のドライカレー(いつもは大好物のメニュー)は1/3くらいを、恐る恐る食べてみたら、何とかウケツけた。

昼ご飯後、部屋で20分うつらうつらしたら、バンクーバーの真央ちゃんの晴れ姿はリアルタイムで観られず。もの凄いプレッシャーの中で「銀」はたいしたもんだ。胸を張って帰ってくればいいと思う。ベストを尽くした彼女達を誰が責める事ができるだろう。おつかれさま。

午後から1件手術をしてから、18時から行政関連の会議2件@渋谷医師会館。年度末に向けてこの時期は会議多し。帰宅は21時。へろへろなりに充実感/頑張ったぞ、よしよし>オレ(笑)。

昨夜、医局の1年後輩の五味君逝去とのお報せ。研修医時代から医局時代に至るまでの若い頃、一緒に頑張った仲間。彼とは本当によく仕事してよく遊んだ。人柄の良さと優しさで皆に好かれた人だった。なにより患者に優しい医者だった。発病から3年間、最期まで彼なりによく頑張ったと思う。最後の彼からの電話は年明けでオヤジのことでバタバタしている最中だったので、ゆっくり話せなかったのが悔やまれる。どうぞ安らかに。合掌。
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