助けあいジャパン

February 23, 2010

器量と品格(その1)

無意識か意識的か日頃の会話の中で他人の悪口ばかり言っている人(♂)って、結構いると思う。悪口、陰口、噂話、評判、値踏み、嫉妬、妬み、ひがみ。ネガティブな話題を「言葉にすること」で、話した相手との価値観の擬似的共有をしつつ自分の相対的な優位性を確認したい、という自己防衛反応なんだろう。でも会話していて、僕はヤーな感じがする。つい先日もある人と話していて、あーこの人って僕の居ない所では何を言っているか信じられないなあ、って思った。そのくらいこの人の会話には人の悪口が多かった。つーか、悪口しか言っていないだもの(苦笑)。

感情で話しまくる女性同士の(会話するという行為を通じて「共感される」ことをそれぞれが主目的としている・・・よく聞いていみると全然、お互いの話は聞いていない・・・>笑)♀お喋り(ガールズトーク)には、まあ多分にそういう傾向がある気がする。それはそれ、僕としては勝手にやってなさい・・・って感じなんだけど(爆)。「討論」や、何らかの「結論」や「解決策」を出すための「会議」を会話の主目的としている♂の会話の場合にはちょっと違うんだな。

人には誰でも表と裏があるものだけれど、このテの人たちに共通なのは、自分に自信がなくて潜在的に「劣等感」を持っている人が多いと思う。これは年齢とか社会的地位とか教養とかは、あまり関係ない気がする。つまり「器量」ってことか。僕はあまり好きな言葉ではないけれど、最近使われる「品格」といえるのかもしれない。

人のフリ見て我がフリを直さねば。
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