助けあいジャパン

February 17, 2010

パンツは脱がないで

僕はこのブログを個人的な記録(日記)として、日々の「つぶやき」とか「ぼやき」とかを書いている。たぶん自分の人生を振り返った時に一番忙しくでも楽しく充実した日々であろう「今」を記録しておきたい、というのが第一の理由。第二の理由は、忙しい日々のなかで内省する時間を持って、自分が日頃感じていることや考えている事を文章に残しておきたい、ということ。さらに、タイムラインを構築しておけば自分の時間のリファレンスとかアーカイブとして使えるという実用的な理由もある。その意味でコンテンツの検索の使いやすいここ(Blogspot)を使っている。

当初は事情がわからなくて、純粋に自分だけのためにだけ書いていたのだけれど、徐々に「僕の視野の中にある人たち」(つまり友人とか知人、仕事や趣味で知り合った人など)が読む事を、もちろんある程度意識しながら書く事になってきた。つまり、部屋の中で寛いでいる(つまりガードをさげちゃっている)自分を「部屋の外」に見えるように窓は開けてあるけれど、自分の部屋の中とはいえパンツくらいは穿いているわけだ(笑)。徐々に(御蔭様で、です)どういうわけかアクセスが少しずつ増えるに従って、去年の春ころから時々、知人の知人の知人くらい(笑)の関係の「あまり知らない人」から「ブログ読んでますよ」とか言われたり、突然メールを頂いてブログの感想を頂いたりするようなことがあったりして、ちょっと戸惑ってる。つーか、かなりハズカシい。僕が知っている人たちが読んでくれているうちは、「えへへ、読まれちゃった」っていう、なんとなくウレシハズカシ感覚だったけれどね。

考えてみれば(今更ながらだけど)ウェブ上に自分のことを書くってことは、すなわち不特定多数に(ある意味無防備に)自分の私生活を曝しているってことでもあるわけだ。毎日200近く、場合によっては300を越えるアクセスというのは、検索エンジンの巡回が半分としても、自分のあまり知らない人も含めて読んでいるということになる。それを考えるとちょっと怖い気もするな。幸い、今までにトラブルはないけれど。ま、慎重に注意しつつ、これからも書き続けよう。ふふふ。パンツまでは脱がずに(笑)。

その辺りを「うまくやる」ための「塩梅」というか「匙加減」っていうのは、かなり高度なリテラシーを必要をするんだろうな。その意味からも、あれだけのアクセスの中で(つまり衆人環視のなかで)長く書き続けているさとなおくんはすごいわ。

By the way.
小田島隆の文章と彼の視点が、実にブログ的で面白い。今の時代的というか。日経ビジネス On Line の彼のコラム「ア・ピース・オブ・警句」は、読みながら毎回「うんうん」と膝を打つ感じ。こういうのがプロの文章っていうんだろう。超多忙な水曜日、へろへろで帰路ジム寄ったけれど、耳の事を考えて今週一杯は水泳を封印してお風呂のみとした。なーんとなく、身体が重い感じ。泳ぎたいなあ。
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