助けあいジャパン

November 30, 2009

B★竹ライブ vol3, J-Pop Cafe(渋谷)バックステージ記


11月の最終週末の日曜日に、僕らの自主ライブをやるのが恒例イベントになって、今年で4回目(2006年は諸般の事情で中止)。つまり活動再開から5年間たったことになるんだね。改めて感慨深い。昔の活動は高校2年の秋から大学の2年くらいまでなわけで、途中受験&浪人とかで中断しているから、実際に活動していたのは全部で3年くらいじゃないかな。今の僕らにとって「秋のライブ」はその年を締めくくる意味でもすごく大切なイベントなのだ。

今回のJ-Pop Cafeはたまたまネットに見つけた会場で、ま&じで下見に行って即決定するほど、場所といいサイズといい設備といい「ちょうどいい」感じのハコ。まあ、何といっても渋谷といえば僕らの青春時代の「場」なわけで、30年以上の時を経て自主ライブをするということに、「うれし&はずかし」的な感慨がある。

数日前から風邪気味でライブ前夜は僕としては珍しく38℃の発熱をした(今考えてみれば知恵熱か?>笑)けど、9時間睡眠したら当日朝は完全復調していた。単純なヤツ>自分。午前は、意識的にうだうだしつつ・・・ライブのイメージトレーニングをしてから、熱めのシャワーを浴びて出発。SCの「讃岐饂飩」で「牡蠣天うどん定食」を、ひとりでガッツりと食す(ライブ前のカーボンロード>笑)。体調も考えて昼ビールは封印。で、結局12時半には渋谷に着いてしまった。会場に行ってみるとまだ前のイベントをやっていて14時すぎまで入れそうもない、ということで渋谷の街をぷらぷら歩き回る。

14時少し前に「さくら」出発組のワゴン・タクシーが会場に到着。搬入とセッティング。今回のタイバンの、air1970のメンバーの菱沼さんが、都立H高校の2級先輩であることが判明し、挨拶する。懐かしい系フォークのオリジナルのバンド。岩田バンド改めB.B Brothersは、相変わらず皆お元気で「万年青年」バンド。今回は女性ボーカルが加わり華やいだ感じ。14時半からリハーサル開始。いつも思うけれど、ライブ開始前のあの緊張感と高揚感がすごく好きだ。

今回のハコはマックス100人ということだけれど、チケット前売りをしない僕らの場合、実際に何人来てもらえるかは、当日開けてみないとわからないので一抹の不安がある。チケットもどきの整理券がある人(100人分)のうち、どれだけ来てもらえるのか?さらにチケットなしの人たちはどれだけいるのか?が、わからない。さらに今回は飲み放題ということで、入場者を識別する「リストバンド」が必要だろう、ということになり、それを入手するべく、僕らのリハーサル終了後CCタケダと二人で、東急ハンズへ向かう。しかし・・・僕らのイメージしていたヘアバンド用のゴムバンドや、派手めの輪ゴムなど適当な数がない!休日でごった返すハンズ内で途方にくれたオッサン2人だったのだが・・・で閃いた。「シールだ!」ということで、「福」マークのシールをゲット!走って会場に戻ったのは開場直前で冷や汗をかいた。でも、この「福」シールなかなか可愛く好評だったみたい。

さて、ライブ開始。お客さんも初めから80人くらい入り椅子が足りないくらいの入り。Air1970>B.B.Brothersの順で、それぞれ45分間の熱いステージ。それぞれのバンドの持ち味が出てたと思う。不思議なものでステージというのは演奏(音楽)だけじゃなくて、プレーヤーの放つヴァイブレーションとかオーラとかが、聴衆と反響したり共鳴したりする。その「空気」というか「雰囲気」というのは、バンドごとにまさに「個性」があって、自然に醸し出されるものなのだな・・・と、そしてそれがすごく大切なのだな・・・と思ったりした。うまく言えないんだけれど。楽屋兼機材置き場のVIPルームの薄暗い部屋はなかなか居心地よし。

さて僕らの出番。

Scene 1 :Huckleberry & the Happy Troops
① 携帯電話のなかった時代
② Down Town Down
③ 雨の日とパンプス
④ 月光恋歌
⑤ ともしび

Scene 2: メンバー紹介&CCタケダ登場
⑥Heart of Gold
⑦Cosmic Cowboy

Scene 3: 原点回帰のコーナー
⑧ 小春日和
⑨ 涙の桜貝
⑪ 雨の面影
⑫ 風になりたい
⑬ 流れ星

Scene 4: アンコール!
⑭ 春の嵐
⑮ 夏の終わりに

セットリストをみながらそれぞれの場面を思い出そうとしても、なんだか夢の中の出来事みたいで実はあまり憶えていない(いつものことだ!>爆)というのが正直なところ。むしろ、詳細に記録していただいたりみっとさんの「ぐうたら備忘録」
を読ませていただいて、ああ、そういえばそうだったな・・・なんて思い出したりして。

バンドとしての色は出てきたのかな?自信とまではいかないけれど自分たちのグルーブ感みたいなものは今回のライブでも感じたし。Downtown Downで、ちょっとした歌い初めのミスがあっても動じずにカウントを仕切り直してリカバーできたり、演奏しながら「修正」ができたり。CCタケダも今年で3回目の登場。彼とはいつも前夜一回だけの練習。それであそこまで演奏できればいいんじゃないかな?せっかく九州から来てくれるんだから、ソロのパートを作ってあげたいけど時間の関係で今回も2曲で残念でした。次回は是非。
原点回帰パートは今回は特にこだわりたかった部分。実はここら辺で原点回帰の音楽を見つめ直してみるのもいいかと。練習だけじゃなくてライブでやることに意義があると思ったのだ。理想的には新しいアコースティックバージョンの曲をいくつか披露できれば最高だったんだけれど、昨年来新しい曲らしい曲が出来上がってない(というか書き散らかしているだけでまとめる時間がない)ので今回はそれは叶わず。流れでかぜさんを紹介できたのもすごくよかったな。その後「流れ星」を歌いながらじょうじ君が泣きそうになっていたけれど、僕はその次のアンコールでの「春の嵐」をハモリながらお客さんの方を観たら・・・「ぐぐっ」ときて実は鼻の後ろの方が痛かったのだ。間奏のハーモニカの乱れに気づいた人はあまりいなかったみたいだけれど(笑)。

PAにちょっと問題があった(モニターとかハウリングとか反響とかバランスとか、微妙に)けれど、これもあの短い時間のリハーサルでは仕方ないのかも。ただお客さんの感想を聞く限りでは、そこそこいい音で鳴っていたみたいなので、コレもよしとしよう。次回の課題。飲み放題カウンターでの混乱もなく、軽食は少なかったけれどあれは「おまけ」みたいなものだし、持ち込んだ「おつまみ系ジャンクお菓子」も評判よかったみたいだ。

ということで、1時間半ステージはあっという間で、今思い出そうとしても「夢」の中の出来事を思い出しているようなふわふわした記憶で、現実感のない「ただ幸せな感じ」。本当に多くの人たちに来ていただき、同じ時間を共有することができ、今までと同じようにこれからも歌っていける僕らっていうのは、本当に幸せものだと思う。ライブ終了後撤収作業を終えてから、駒込秘密基地「さくら」にタクシーで戻ってからの美味しいお酒と楽しい会話で、メンバーと至福の時間を味わった。

Thank you, One & ALL!

 以下 順不同(思い出すままに)
かぜ耕士さん&たむたむ仲間達(むつらさん、ちゅっちゅさん、落書君さん、りみっとさん、hecoさん、星くりさん&お友達・・・)、きよひこキャプテン&美奈子サン、高山船長、まなさん、こーめいせんせ&奥様、ちゃい、DAN, あおちゃん、たかさん、 こうづせんせ&奥様、りつこせんせ、りょうこせんせ・・・メンバーとメンバーの家族:じょうじ&ともぴー&さくちゃんの奥さんたち、うちのかみさん、かなP、さとちゃん
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