助けあいジャパン

August 23, 2009

台湾LOVE2009(その3):台北散策

6時過ぎに朝食。昨日と同じホテルにて豆漿、揚げパン、サラダとフルーツなど。台湾はご飯がおいしくてどうしても食べ過ぎてしまうので、カロリーを軽めにしておく。9時過ぎにプールサイドへ。今日もピーカンで日差しが強い。せっかくスイミング・プール(「水泳池」だって)があるので泳ぐ事にした。でも、その水の汚さに唖然となった。日本も昔はシーズン中は一度も水の入れ替えをしていなかったけれど、このホテルのプールもそんな感じ。日本の最近のプールは循環システムがあってどこも水質がきれいなのに慣れているせいか、泳ぎ始めて早々に「こりゃだめだ!」とあきらめて上がる事にした。いろんなものが浮いているし、何となく水が重い(笑)。こっちの人たちは全然平気だから、僕がへなちょこになっちゃてるだけなんだろうけど、日本の基準では絶対にNGだと思うな。ま、台湾のホテルのプールでいつものように泳ぐ気になった僕がいけない(笑)とあきらめ、プールサイドで昼前までは読書。正しい夏休みの過ごし方だ。

昼に中山北路をあるいてMRTの一駅先の「中山」へ。新光三越の地下のフードコートの「楊記」(記という字をつかった食べ物屋さんは多い)にて「蛤牡湯麺」。台湾でよく食べる小ぶりの牡蠣と蛤(って字だけれど、僕はアサリだと思う)の澄んだスープ麵。この海鮮コンビネーションに間違いはないでしょ。予想どおりの胃に優しい味。台北驛でMRT板南線に乗りかえて「忠孝復興」で降りて、SOGOへ。親日的な台湾では、日本のものが、それだけでブランド的な扱われ方をしている。デパートを歩くということは日本ではまずしないけれど、なかなか面白い発見多し。Sony Styleは健在。日本庭園が巨大なアトリウムにあるのがユニーク。実はあるブランドで探し物をしていたのだけれど、ここにはないことがわかり、MRTで「市政府」へ移動しTaipei101に向かう事にした。MRTの国父記念館駅には巣鴨のカレーうどん「古茶屋」の広告とか「太田胃散」の広告とかがあり、驚く。この駅で、自分の勘違いに気付いたけれど、台湾の国父は蒋介石じゃなくて孫文なんだわ。

市政府駅周辺は未来的な都市で、スケールの大きなモールとかシネコンとかが集まっている。モールをつなぐ道々に大道芸人とか屋台とかがあって楽しい。Taipei101のモールは巨大でヨーロッパや日本のブランドが軒を並べる。ブランドそのものには全く興味がない(つーかむしろ嫌っている)のだけれど、この世界的な不景気の中で結構人が入っていたのに驚いた。あ、でも多くは大陸からの旅行者みたいだ。大勢で大声を出しながら、つるんで歩いているのですぐにわかる。結局、101モールにはお目当てのBarneys New Yorkは入っていないことがわかり(インフォの若いおにーちゃん&おねーちゃんたちが、一所懸命英語でコミュニケーションをとってくれた)、仕方がないのでお店を冷やかしつつぶらぶらする。だって外は異様に暑いし(逆に中は異様に冷房が効いている)。去年も入った大型書店Page Oneにて1時間近く過ごす。日本からの雑誌や新書、解説書、旅行案内、小説など多数。日本語がそのままのものも多く、日本文化が台湾の世代を超えた人たちと密接に関わっている事がわかる。村上春樹のコーナーはここでも人気だったし、そのほか主だった日本の作家の翻訳本多数。なんだかコソバユイ感じ。その後LA Cafe(去年も行った)で一休み。ここのウェートレス達は美人ばっかし(目の保養)。「新光三越信義新天地」の巨大モールへ。このデパートのスケールは半端じゃない。信義新天地という再開発地区にかける期待を感じる。ここの地下の食料品コーナーへ。料理好きの血が騒ぐ(笑)、日本にはない香辛料やら調味料やらの数々。お土産も含めて2000NT$の買い物。日本の食材(納豆なんかもある)や調味料も充実していて、台湾の人たちがかなり日本食を作って食べているということがわかる。東方美人と高山烏龍茶の最上級を購入。そこのお店のねーちゃんがすごく親切でいろいろろ試飲させてもらった。

いったんホテルに戻ってから、士林夜市へ。ここの屋台で「スパイシー塩味の渡り蟹」、熱々の広東粥(烏賊や蝦や帆立などの海鮮、豚の肝臓、鶏肉)。オーダーして席につき、調理人が仕事をしているところをみていると決して衛生的じゃない(笑)。えええっ、!って感じのレベルなんだけれど、まあたぶん大丈夫なんだろう、人間てのはそれほどヤワじゃないし。MRTで双蓮に戻り、民生西路の「上豪牛肉麵」にて、陽気なおばちゃん達と相談して、一番人気の「蕃茄(トマト)牛肉麵」で〆。
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