助けあいジャパン

March 15, 2009

本屋・パソコン・湯島・雲助

午後から三女さとちゃんと神保町へ。このところ彼女と二人で外出することが多いな。「上海朝市」で遅めの昼ごはんを食べてから、三省堂で本探し。本屋さんで本を漁る、という楽しみを体験してもらいたくて、2時間以上ぐるぐるとまわる。へー結構いろいろあって面白いね、と彼女。濫読・乱読けっこう!彼女の興味のありそうな本を大人買いして(笑)ちょっとした散財。ま、安いもんだけど。今若い世代は活字離れが進んでいて、本を読んでいる人と読んでいない人との格差は昔以上に物凄く開いている。知的好奇心は常に意識していないと錆び付いちゃうものだし、昔も今もたぶん未来も「読む」ことはその基本なのだ、とオヤジとしては説教するんだけど、まー彼女には理解はできないだろうなぁ、ははは(笑)。その後は有楽町のBICへ行き、彼女の携帯の機種変更(ほとんどタダ)と、いつHDがクラッシュするかとドキドキしながら使っていた自宅の家族用PCを買い替えてi-Macを買う。

夜は、「お茶」のクラス会@湯島「三四郎」にて。女将の引退とともに、この有名な「三四郎」もこの3月で40年余りの歴史の幕が閉じるということ。閉店前に一度集まりましょう、ということで臨時の会となった。常連のレイコさん(お茶の同窓会の理事だそうな)が仕切っていた。彼女いくつになっても艶やかで(≪褒め言葉)小学校時代の雰囲気のままだな。下町の小料理屋さんの「定番」を守ったしっとり落ち着いた雰囲気の中(「昭和」の空気)で、酢の物、筍の煮物、焼き鳥などを日本酒でいただく。鮟鱇鍋もおいしかった。19時から始まった会も座が盛り上がり解散は23時ころ。玄関先で女将と記念撮影。二次会はこれまた渋い湯島のバー"Est"。落ち着いたオーセンティックな日本のバーの雰囲気。ここでも話題は尽きず解散は25時すぎ(たぶん)。

「チェリーズ」3人組は、タクシーで帰路につく。市ヶ谷のケイイチロー君、駒沢のトシピロ君と降ろして、ドライバーに「田園都市線のたまプラーザ駅を目標にお願いします」と伝えて爆睡。早寝早起きの最近の僕としてはとんでもなく夜更かししているせいで、眠さの極致。246を一路たまプラに向かった・・・はずだったんだけど、ふと目覚めたらタクシーは長津田をすぎて、つくし野を越えたところ。もうすぐ町田じゃん。メーターは13000円を越えている!ドライバーは「標識を見ていたんですが、たまプラの入り口はわかりませんでした」と。そんなはずないじゃん!カーナビに入力したのは確かに見たんだから。それにここに来るまでに大きな標識はいくつかあるのだ。うがった見方をすれば深夜の酔っ払い相手なので、超大回りしても社用のタクシー券か何かで処理されて文句も言わないだろう、という「雲助」的な感じ。「すみませーん、間違えちゃったみたいです。いつもは千葉方面を流しているんで・・・」という、へらへらした態度も気に入らない。すっかり酔いは冷めてしまった。

タクシー会社と運転者の名前を携帯で撮影してから、「駒沢でカーナビに入力したのは見てましたよ。たまプラに戻ってください。」と伝える。つくし野からUターンして、たまプラーザまで戻る。ドライバーは無言、僕も憮然。家の前は避けて駅近くで降りる。18,000円。ドライバーは「余分に走った分はいいです、10,000円ということで」ここでこの雲助ドライバーに一言言ってやろうかな、とも思ったけれど何も言わず額面通りの領収書を受け取る。いい気分で酔っ払って楽しかった呑み会の雰囲気に免じて不問に付すことにするけど。でもなー、それにしても油断も隙もあったもんじゃない。帰宅26時半すぎ。ふーーゥ。
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