助けあいジャパン

November 1, 2008

沖縄2日目


昨夜遅く到着したので実質1日目@沖縄。ホテルはJAL日航那覇でちょっと古いけど、この値段(この季節なら)及第点。首里城近くの高台にあって那覇市内にはアクセスがいい。いつものように朝5時半すぎに目覚めてからちょとウトウトして7時ちょっと前に朝ビュッフェへ。ホテルの朝ご飯って、何故こんなにおいしいんだろうね(笑)。沖縄特有の食材の和食の朝食をがっつりと頂き大満足。朝からチャンプルーってものいい。海藻系と漬け物系が意外においしいし。

同行のI君とともに、8時前に出発し沖縄自動車道を北上。レンタカーをしたトヨタのマークXって、知らなかったけど素晴しい車だな。売れていないのが残念なほどのパーフォマンス。沖縄特有の植物相の生態系が楽しい。人跡未踏っぽい森林がニュージーランドのブッシュととても似ていて「懐かしい」感じ。住居や建物も沖縄特有の雰囲気。低層で古びたコンクリートと特有の色彩、屋根の形にどれも特徴がある。クラシックな住居って意外にこじんまりしていて屋根が低く平屋。これは台風の通り道だからなのかな。許田の終点で高速を降りてサミットをやったブセナリゾートの入り口をかすめて58号線を今度は南下して、学会のある「かゆりしリゾート」へ。東シナ海を臨む海岸線が美しい。

かゆりしリゾートもなかなか快適で学会をするにはいいロケーションだ。施設は古びているもののリフォームやリニューアルをしていて快適。学会は午前のセッションを聞いてから、昼は少し抜け出すことにする。58号線から84号線の別名「本部(もとぶ)そば街道」へ。この辺りには沖縄そばのお店が点在していて楽しめるらしい。悩んだあげく、正統派沖縄そばの本部町の「きしもと食堂」へ向かう事にする。ここんちの灰汁を練り込んだ沖縄そばは濃いめの鰹だしがおいしかった。大満足@600円。やんばるの森のトレッキングも興味があったけれど時間の関係で断念、449号線を北上し「沖縄美ら海水族館」へ。ここの「黒潮の海」海水槽は「お約束」なんだけど、期待に違わず納得&大満足の水族館だった。

その後、午後のセッションに戻り後輩のW君の発表を聴いてから会場を後にした。秋期シンポジウムということで、総会とは違ったこじんまりした集まりではあるが、テーマの小児外科の鏡視下手術のトピックスにフォーカスされているので面白い。会長講演は、故郷を離れて「錦を飾った」彼の感動的なエピソードが最後に紹介されて、感動的だった。まじめに実直に真摯な態度で研究をすすめる...ということが昨今は軽んじられているんじゃないか?と思ったりして。爺くさいけど。きわめて当たり前の努力をすることの大切さをもっと日本の若い世代に語っていいと思った。その意味で、彼の考案した手術法に彼の名前を冠することに異議なし!です、僕は。

リゾート自体が東シナ海に向いて西向きに建っていて夕陽がきれい。高速道路を快適に南下するが首里城あたりで渋滞。じつは10月24日から11月3日まで「首里城祭」の真っ最中なのですね。人でも多いし交通規制があるらしい。渋滞を避けてホテルに戻ってからW君も合流し那覇の繁華街で夕食を食べる事に。

乗ったタクシーのドライバーのアドヴァイスで「鉄板焼ステーキレストラン美ら球」へ。石垣牛、アグー豚、伊勢海老の鉄板焼。本土からすれば信じられない値段だな。味も満足。洗練されてはいないけど「そんなの関係ねー!」って感じ(笑)の料理で、おっさん達3人はがっつり食べて、麦酒&泡盛で結構酔っぱらった。ふらりひらりに千鳥足で国際通りへ。観光地化された通りとはいえ、ここの熱気はすごいな。「首里天楼」にて、さらに2杯泡盛古酒を頂き、今夜の〆をしてホテルに帰った。

深いぞ、沖縄。
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