助けあいジャパン

May 25, 2008

同釜仲間@北品川

昨夜は、岡山から学会で上京してきたU君を囲んで、大学時代の寮の仲間と「北品川」でがっつりと飲んだ。僕の出た大学は一年間の富士吉田で全寮制というユニークなシステムになっていて、男子は6人部屋で医学部4人、薬学部2人で「同じ釜の飯を食う」のだ。2段ベッドが3台並ぶ寝室と、机が6台並ぶ学習室の2部屋に、むさい男が犇いて1年間。

入学式の後、そのままバスに乗って「拉致」される(笑)。厳しい受験勉強を終わってやっと入った大学で、ある程度の規則に縛られての1年間の教養課程(基礎課程)を大自然の中の全寮制でやるというのは、初めは憂鬱だったんだけど、今考えてみるとすごくいい経験だったと思う。へなちょこで自己中心的な学生(だってこの時期は、皆そんなものなのだ)にとっての集団生活は、いろんな発見や気付きがあるし、なにより社会性を叩き込まれるわけだから。規則に縛られるとはいうものの、そこは適度に緩く、まあ1年間修学旅行をしているノリではあったな。コドモからオトナの境目なんだと思う。今になって思い出を美化してるのかもしれないけど。僕は東京が恋しくて週末はよく東京の自宅に帰ってきたけど、同じ大学に入った長女かなピーなんか、ほとんど自宅には帰ってこなかったもんね。彼女もよほど楽しかったらしい。

おお、そういえば寮祭では、山本コータロー先輩を招いて、ハックルベリー(元祖)もコンサートでコラボしたんだな。いい思い出。

そんなこんなで、久しぶりに会った同釜仲間のおじさんたちは、瞬間的にあの時代に戻れる。皆50歳を過ぎて、U君は岡山の実家を継いで開業&地区医師会で活躍、S君は大病院の整形外科部長、T君は僕と同じ医療法人の透析&検診センターの施設長、薬剤師になったS君は40店舗も支店のある調剤薬局の社長と、それぞれ頑張っている。たぶん人生の流れの中で一番勢いのある時期なんだと思う。皆、超忙しくて、いろんなしがらみに縛られ、ストレスがあって、悩みや苦労もあるんだけど、歩んできた道に悔いることなく未来を語れる、ある程度の自信もついた、ってところかな。離婚&再婚2組。ま、人生の一通りの酸いも甘いも味わった年代になったね(笑)。大切な仲間たちだ。

ビールから始まりワインを4本空け、楽しいひと時@(とんかつ)北品川。
いつものコースで、昨夜も十分おいしくて皆楽しんでもらえたんだけど・・・僕的には、ちと飽きたな>北品川(爆)。つーか、店の位置が変わり、アノ驚きがなくなっちゃった感じ。当分はいいやって思った。別のお店で「北品川の会」をやろうかな、次回は。
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