助けあいジャパン

September 26, 2007

14ストローク@25m

先日の日記で、25mで16-17ストロークなので、14-15ストロークを目指して練習中って書いたんだけど、一週間しないうちに今夜あっさりとクリアーできちゃった!今夜は軽めに500m(50m、10本)泳いだんだけど、すべて14-15ストロークで泳げた。自分でも不思議なんだけど、全然苦もなく「ストロークだけを意識」して泳いだら出来ちゃった。どーゆーことなんだろ?この歳になってもフィジカルな向上はあるんだな。それも驚き。

考えてみれば、今日も超多忙だった。見学実習に来ていた二人の薬学部の学生さん(長女の1年後輩の子達だ)が目を丸くていた(笑)ほどの忙しさ。一日中走り回って、8時過ぎにジムへ。実は身体的にはへろへろだったんだけど、リラックセーションが自然にできたんだろうな。力を入れずに「いかに抜くか?」って事なんだろう、ポイントは。息継ぎも全然苦にならなかったもん。

次は12-13ストロークを目標にしよう。でも、これはさすがに厳しいかも。ふふふっ。

September 25, 2007

王様の命令;寓話

北海道引きこもり一人旅での空想の話。忘れないうちにアップしておきます。
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昔々のある日の午後、王様が一番信頼できる家来達に言った。

「わしは、大切な宝物が一杯ある。我が王国の賢者達よ、その宝物をわしが安心して置いておける金庫を作って欲しい。絶対に開けられない金庫じゃ」

一番賢者アーサーが言った
「恐れながら王様、{絶対に開けられない金庫}というのは矛盾しています。{王様だけが開けられる}という意味ならわかりますが。」

「うむ、その通り。アーサーの言う通りじゃ。わし以外の誰もが開けられない金庫を作って欲しい」

「御意・・・・」

賢者達は考えた。

ある天才数学者は、連続的な解答不能の問いを繰り返す迷路を考え始め
ある天才地質学者は、世界中で一番地質の安定した場所を探して、巨大な穴を掘り始め
ある天文学者は、ブラックホールの向こう側にある場所をスーパーコンピューター使い計算し始め
ある心理学者は、万人の心の奥底にある「欲望」という名の「空洞」を世界で一番深いマリアナ海溝の底まで捜しに行き
ある物理学者は、素子の「ささやき」と我々の宇宙の果てにある「時間のねじれ」の違いを考え始めた

ある医学者は、完璧な金庫を開ける権利のある王様のための不老不死の薬を研究した

そして1週間後の賢者の会議で、議長が言った

「賢者達よ、君たちの結論は出たか?」

賢者全員が大笑いをした。

「議長! 私達の求めているのは{真理}なのです。それが1週間で見つかるわけがありません!」と物理学者と医学者が言った。他の賢者達がうなづいた。

「賢者達よ、それなら、どのくらいの時間が必要なのだ?」

一番賢者のアーサーが代表して議長に答えた。

「私達にもわかりません。しかし賢者は賢者なりのベストを尽くし、年老いた{王様の生きているうち}に解を見つけるべく鋭意努力します。」

議長が言った。

「賢者達よ。汝等のベストを尽くすが良い。王様は待っておられる。」

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で、賢者達は何を見つけ何を思ったんだろう???

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「で、この話の教訓は?」と彼女は言った。
「何にもないさ、だたそれだけの話さ」と僕。
「えっ?そんなことないでしょう?世界中の賢者達が一所懸命考えたんでしょう?」
「そうさ、そうだよ。でも賢者達は解を見けられなかったんだ。」
「じゃあ、王様は{絶対に開けられない金庫}は得られなかったってこと?」
「そうだよ。でも、彼は意外なことにすごく身近に見つけたんだ、{絶対に開けられない金庫の鍵}を」
「そうか、そうなのね。絶対に開けられない金庫は、出来たのね!」

「違うさ、{絶対に開けられない金庫}なんて、初めから世の中に存在しないのさ。でも、王様はそれを判っていて賢者に命令したのさ。そして、彼(王様)はその鍵を見つけたのさ。」

「わからないわ、あなたの寓話は。起承転結の結が見えないわ、私には」

「鍵は開けるためにあるんだ。開けられない金庫は存在したとしたら、その金庫には鍵はないだろ。それ自体自己矛盾なんだ。そんなことはアステカのピラミッドにも書いてある。つまり{真理}なわけだ。」

「だとすれば、王様のその問い自体が意味のないことじゃない」

「もちろん、王様はわかっていたさ。その問いの意味のないことに。でも彼の素晴らしさは、その問いかけをすることで、王国のすべての人が幸せになることをわかっていたことなんだ。」

September 24, 2007

Good Job! さとちゃん

連休だったんだけど、この週末は学会があって、ハックルの仲間がやったBBQに参加出来ず残念だ。昨夜は、いい感じで酔っ払っている彼らから電話があった。今週は週日が超多忙だったこともあり、この前の夏休みが遠い遠い昔のことのような感じがする。

朝から三女の通っている学校へ。彼女のダンス部の公演があるのだ。2年生で引退するので、5年間の集大成の公演。人気があって整理券を配って席を確保する必要があるくらい。8時に到着したらすでに長蛇の列でびっくり。なんとか2席確保していったん家に帰る。

1時半より公演。超満員。中学高校の女の子のダンスとしては、予想・期待以上の出来で驚く。創作ダンス、ヒップホップ系、宝塚系、セクシー系などなど、いくつものダンスを1時間半。

その中で、さとちゃんがしっかり演じているのを見ていたら、かみさんと二人で不覚にも涙が出そうになった。うちの娘が一番かわいかった!、と親馬鹿まる出しで(爆)。副部長としてほとんど毎日の朝練。自分でお弁当を作って出て行く彼女の頑張りを見てきたから、彼女のパーフォーマンスがまぶしかった。あと一回の公演で引退なので、それまで全力で頑張ってね。

それにしても、ダンス部って本当に体育会なんだな。

帰宅してからジムに行き軽めに泳いでサウナでまったり。かみさんと上の二人の娘がそれぞれパーティやらデートやらで外出中なので、今晩はさとちゃんと「打ち上げ焼肉」にでも行くつもり。

September 23, 2007

信じるものがあるのならば(原詩)

って詩を書いて昨夜アップしたんだけど、長いので削除しました。
つーか、この詩もう少し熟成してみたくて。

「信じるもの」があるのであれば、その道を往けばいいよって語りかける詩なんだけど、よく考えてみれば「・・・のならば」っていうのは、問いかけかたが「仮定」になっているのがオカシイ気もする。それに「信じるもの」って、漠然と「信念」とか「希望」とか「志望」とかを考えたんだけど、それももう少しいい言葉がありそうな気がして・・・なんて、つらつら

歌詞にしてから、アップします。

September 22, 2007

閃き@ジム

いつも通りの忙しい金曜日。

9時くらいから帰宅しジムに行く。3日連続。

今は25mを16-17ストロークで泳いでいるんだけど、14-15ストローク位まで伸ばしたくていろいろ工夫しながら泳ぐが、まだまだ力が入っているんだろうな、なかなかうまくいかない。いかに脱力して「伸びる」か?ってことなんだけど。

泳ぎながら、「音楽会議(仮題)」というプロットが、何の脈絡もなく突然閃いた。その後サウナに入りながらいろいろと展開すると、結構おもしろそう。

ふふふ。

September 21, 2007

この季節

9月下旬だというのに、今日も30度を越えるみたい。もはやこういうのは残暑とは言わない。それにしてもいい天気で、今の時間は爽やかで過ごしやすい。5時すぎ自然覚醒のパターンも、微妙に6時方向にシフトしてる。不思議なもので身体も季節的なリズムがあるんだな。

September 19, 2007

蟹と格闘

楽しかった北海道一人旅ひきこもりから一転、予想通りの忙しい日常に放り込まれた感じ(笑)。朝7時過ぎから休んでいた4日間の諸々の問題への対処。そんな時に限って急な電話連絡やら緊急入院があるんだなぁ。やれやれ、十分充電したとはいえ周囲に聞こえないように溜息をついてしまう。なんとかそれをこなして、2時からの学生の講義に。今日の4人の医学部の学生は優秀。真剣に僕のいろんな質問の嵐に耐えて自分のベストを尽くしている。うんうん、こんな真摯に学ぼうとしている学生さんには期待したいんだな。頑張れ、君たちの未来は輝いているんだ!

教育というのは教える者も学ばせる。

病院に帰ってからもばたばたが続く。休み明けがらか仕方がないけど、さすがにどんより疲れた。こんな時こそジムに行く。7時半から1時間じっくり泳いでノビまくってストレス解消。サウナでまったりしていたら眠りそうになった(爆)。

帰宅したら札幌で購入した2Kgの巨大なタラバカニが届いていた。解説を見ながら捌く。これが重労働なんだ。蟹の匂いってキッチンに生臭さが残ってしまうので、その処理も大変。

で、その札幌駅大丸のデパ地下でで購入したタラバカニは、身がしっかりしまって濃厚な味。浜茹でなのでそのままで、塩コショウ・しょうゆマヨネーズ・コチュジャン・しょうゆワサビで堪能しました。脚の部分は焼きで楽しみました。ガーリックオリーブオイル、しょうゆニンニク・バター&塩コショウなどのバージョンをそれぞれ楽しみました。おいしかったな。

大満足

September 18, 2007

ひきこもり一人旅・最終日

6時起床。窓から見える札幌の街路は、すっきり晴れ上がってる。7時過ぎにブッフェの朝食。小樽ヒルトンほどじゃないけど、それなりに満足できる朝食。ポテトとミルクがおいしかったな。午前中は札幌駅周辺のデパートをぶらぶら。娘達のリクエストのチョコレートはすぐに見つかったんだけど、「じゃがぽっくり」が見つからない。いくつかのお店に聞いたら、あれは10時に入荷して1時間くらいで売り切れてしまう、とのこと!えええっ、ただのお菓子じゃん、そこまでの人気なの!口コミ&品薄でさらに人気が高まっちゃうんだろうな。カルビーの工場が千歳空港の近くにあり、たまに通常とは別枠で空港に卸すことがある、とのこと。いったんホテルに戻り、部屋で「半島を出よ」の続きを読む。のんびり充電一人旅にはソグワない内容(笑)なんだけど、ストーリーの展開が気になってしまう。いままでの村上龍の小説とは少し違う。こんな内容書いちゃって大丈夫?なんてツッコミを入れたくなる内容と展開にはまる。

13時チェックアウトし、札幌駅のビル(昨日も書いたけどすごいね、ココ)の6Fの「カレー研究所」というお店で「スープカレー」を頂く。スープカレーは札幌が発祥の地ってことになっているので、本場(っていうのもヘンだけど)のものを食べとかなくちゃ、ということ。いい具合にやわらかく煮込んであるチキン・ウィングが一本まるごとと、半分のたまねぎのみで、ほかの具は「形がない」の。すっげーシンプルなんだけど、2倍辛のスープとのバランスが良くておいしかった。個人的にはもう少しクミンの香りの強いのが好きだけど。このシンプルさは参考になるな、今度内で作るときに試してみよう。

2時のエアポートライナーで空港へ。お目当ての「じゃがぽっくり」は発見できず(とほほ)、ビールを飲みつつこの旅行を振り返る。あっという間のような感じもするが、あまり動き回らなかったこともあって、のんびりと文章を書いたり、詩を書いたり、音楽聴いたり、本を読んだり・・・おいしいもの食べて、誰にも邪魔されずに「没頭」できたということで、すごく長い休みだったような気もする。たかだか3泊4日なんだけどね。いい休みだったな。

September 17, 2007

北海道引きこもり旅 三日目

朝5時前に一度目覚めたけど、昨夜のワインが残っていたのかもう一度うつらうつらと二度寝。すごく楽しい夢を観たんだけど、目覚めた瞬間にストーリーを忘れてしまった。休日のささやかな幸せ、こういうのが。6時半ころ冷たいシャワーを浴びてから、朝食。小樽ハーバーに面した、ここ(ヒルトン小樽)の朝食バイキングは素晴しい。サラダをたっぷり、グレープフルーツジューツ&濃厚なミルク、ご飯とみそ汁、ニシンの塩焼き、納豆、鮭のちゃんちゃん焼き、厚焼き卵などなど。マリーナの船を眺めながら、がっつりと食べて大満足。

午前中はのんびりと文章を書く。今まで書いて来た「象の話」、「海に降る雪は積らない」の修正加筆と、今回の旅で書き始めた小説プロット「Rainbow's End(仮題)」と「カフェの二人(仮題)」の構想を膨らます。ものを書くって作業は、その情景のディテールが頭の中で鮮明になればほとんど出来上がったみたいなものなんだけど、こういう時間と空間の中で没頭することは至福の時間。自分にはこれが必要なのだ。時間を忘れて想像の世界を浮遊する。意識的に無意識の夢を観ているような感覚。ワクワクしながら映画を観ているようにストーリー(シーン)が浮かんでくれば最高なんだけど、それはある意味、才能と鍛錬が必要なんだろうな。アマチュアの限界も感じる(笑)。でも今日はひさしぶりに、音楽をやっているときと同じアルファ波が出ていることと意識した。

12時チェックアウトし午後札幌に向かう。札幌駅周辺のデパートをふらりふらりと歩き回る。すごいね、ちょっと来ていなかったので、札幌駅周辺がずいぶん様変わりしていてびっくりする。うちのおみやげの「タラバ蟹(浜茹で)」「ほっけ」「目鯛の開き」「羅臼昆布」などを買って宅急便にする。観光客向けの市場に行くんだったら地元の人の買うデパ地下の食品売り場のほうが安くていいものがある、というある人のアドヴァイスに従ったのだ。ふむふむ、確かに品物はお土産専門店より良さそうだし、値段もリーズナブルだ。娘のリクエストの「じゃがぽっくり」を探すが、最近大人気らしくどこの店でも品切れだそう。ロイスのチョコレートと共に明日探してみよう。

全日空ホテルにチェックイン。最近の札幌のホテルラッシュで苦戦してるんだろう。一昔前のシティホテル風。何年も前に泊まった時の印象と違い、ずいぶん古ぼけちゃった感じだけど、まあ素泊まりするには可もなく不可もなくって印象。一泊1万円(セミダブル)だから、ま、こんなもんでしょ(笑)。贅沢いっちゃいけません。チェックインしてから、ビールを飲みながらベッドに横になり「半島を出よ」を読んでいるうちに睡魔。2時間くらい寝てしまったようで、目が覚めたら、窓から見える札幌の街路は、既に暗くなっていて、しとしと雨で濡れている。TVによると東京は30度だというのにね、札幌はもう完全に秋の気配。

6時すぎにススキノに向かう。ひさしぶりに訪れてみると、何となく以前の活気がなく寂れた印象。あの圧倒的な猥雑なパワーはどこへ行っちゃったんだろ? 連休最終日の夜だから人が出ているのかと予想していたのに拍子抜け。軽くお寿司をつまむべく「総本家・東寿司」へ。ビールと焼酎の緑茶割りとともに、中トロ、アワビ、ぼたん海老、イクラ、さんま、貝類のお刺身などなど。小樽のお寿司と一緒で、「それなりに」おいしいんだけど感激しないのは、このレベルだったら東京で食べられるレベルだってことなんだよね。ま、物流が進歩した今の時代では、当たり前のことなんだけど、ちょっと残念。シャリは軽くておいしかったし、値段はやはり安い。次の店を探しがてらススキノを散策。雨のせいか人影もまばらだ。インスピレーションで店に入る楽しみが急速に萎えてしまった。さらに、ススキノの「ラーメン横丁」と「新ラーメン横丁」を覗いたら、全然人が入っていなくて閑古鳥。全国のうまいラーメンがどこでも簡単に食べられる今の時代では、あの「横丁」の存在意義がなくなっちゃんだろうな。ま、今回の旅のテーマは「ひきこもり」ということを思い出し(爆)、コンビニで今晩のお酒を調達して、タクシーでホテルに戻る事にする。

「ちょっと寂れた印象のホテル」の例の部屋に戻ってi-podで音楽を聴いていたら、空腹感。だってお寿司はアペタイザーのつもりだったのに、次の店に行かずに帰って来ちゃったんだから、当たり前だ(笑)。「食のエキスパート」のさとなおくんみたいにはいかないけど(笑)ラーメンの「はしご」くらいは出来そうな気がしてきた。実は明日の昼飯にしようと思っていた「札幌らーめん共和国」という札幌駅に隣接したビルESPOの中にあるラーメン・コンプレックスに向かうことにする。選んだのは、まず小樽「初代」の醤油ラーメン。かなり濃いめの醤油味なんだけど、昆布やホタテなどのダシが聞いていてあっさり系。次に選んだのは、函館「楽」の塩ラーメン。きっちり基本の塩ラーメンって感じだな。さすがに2杯めは「ハーフ」にしてもらったけど、満腹大満足&ちょっと千鳥足で雨の札幌を歩きホテルに戻る。

北海道引きこもり旅 二日目

朝6時すぎに起床。小雨の小樽。海沿いの遊歩道を散歩した後、シャワー。朝食はブッフェ。和・洋・中の3種類で、内容が充実してた。ホテルの朝食がおいしいのはいつものことだけれど、ヒルトン小樽の朝食は自慢するだけあっておいしい!なんとご飯を3杯もお代わりしてしまった(歳を考えなさいっ!<爆)。腹ごなしに周辺を散策。この頃より徐々に雨が上がる。小樽運河周辺は「いかにもっ!」て感じで観光地化しているんだけれど、それはそれなりにうまく「まとまっている」印象。コンパクトだしいい街だ。そこそこ歩き回った後、「旭寿司本店」というお店で、お寿司を食べる。なにしろ寿司屋だらけでどこに入るべきか悩んでしまったが、まあ、そこそこの規模で人が入っていればまちがいないでしょう、という判断。もちろん十分においしかったけれど、全体的なレベルとしては「この程度」であればわざわざ小樽まで来なくちゃ食べられない訳でもない、というレベルかな。鮭児(けいじ):かなり珍しいらしい。天然サーモンのトロって食感と、さんまの握りが期待通りおいしかった。ただやはり安い。食後はホテルに帰り、ふたたび引きこもり生活でうだうだ状態。なーんにもしない贅沢。ただ、やはりインターネットと携帯からは完全に離れられないみたい。どうにも気になってしまう。そこが僕の器量の小ささなんだろうけど(笑)。3時すぎより、隣接するモールのシネマコンプレックスで、オーシャンズ13を観る。痛快無比のコンゲーム、封切りしてから観られなかったのでラッキー。その後は隣のスポーツクラブの温泉でまったり。北海道のサウナなどのお風呂施設は昔から充実しているわけだけど、この小樽にこれほどの規模はいらないんじゃないか?と思うほどの大きさ。水温が高いっていうことと浴槽が深いっていうのも北国の特徴なんだ。モールは立派は施設なんだけど、やはり北海道の経済の影響なのか週末なのに人がいない。かなり営業的には厳しいんだろうな・・・。夜はさすがにシーフードは飽きたので、チャイニーズ。「てんこ盛りの生ウニと貝類ののった石焼きスープチャーハン」が絶品。これは小樽ならではのメニューかな。夜はワインを飲みながらふたたびまーーーーったり&のんびりした。

September 15, 2007

北海道引きこもり旅 第一日

今日から夏休み。今年は北海道をふらりふらりと一人旅することにした。住んでいるたまプラーザは、成田と羽田に直行便のバスがあるのが便利。5時すぎに起床していつものルーティンをしてから6時発のバスで羽田に。6時半すぎに到着してしまったのでカフェで朝食。空港というところは昔から大好きな場所の一つで、そこにいるだけで幸せな気分になる。今回の旅の予定は、結婚披露パーティの出席だけであとは全然決まっていないので、札幌周辺のガイドブックを眺めながらつらつらと考える。さすがに、連休初日なのでフライトは満席だったけどネットでJクラスのシート指定していたので、前から3番目の快適な席であっという間に札幌。

札幌は天気予報がはずれてしとしと雨。さすがに涼しくて、一足先に秋の気配。気温は20度。今回の旅行先を北海道にした最大の理由は、15年来の友人のAGIちゃんの結婚式&披露宴に出席するため。地下鉄に乗り、会場の円山公園の「Le Baerenthaひらまつ」へ。この店は、ひらまつの平松裕之さんの愛弟子の南大輔さんのお店だそうだ。さすが料理とワインの達人のAGIちゃんの選んだお店。円山公園に面していて、素晴しいロケーションのフランスの一軒家風。幸せ一杯の新郎新婦の笑顔をみて僕もすごく幸せな雰囲気になる。テーブルの隣は、旭川の高校で英語を教えているアメリカ人David。おもろいおっさんであっという間に仲良くなる。ハゲ具合も僕と同じで(爆)、ジョークの落としどころもピッタリ合って盛り上がる。席の前には海外生活が長く話題の豊富な浅田ご夫妻。局所的に英語と日本語がごちゃ混ぜの楽しい会話が弾む。かなえちゃん夫妻、遠山君とも談笑。それにしてもスピーチに立った人たちも温かくてとてもいいスピーチだったな。3回くらい泣きそうになった。新郎新婦の人柄だろうな、すごくいい披露宴だった。

食事とサービスは、さすが「ル・バエレンタル」、きっちりしっかりと楽しませてくれました。すべておいしかったしサービスも良かったし大満足。最近では結婚披露宴をレストランでやることが多くなったけれど、いい店であってもイベントになるとイマイチのことも結構あるんだけど、今回は☆☆☆あげちゃいます。ワインも昼間っからしっかり頂きました。ウズラのパイ包み焼きとデザートがおいしかったな。甘いものの苦手な僕でさえも感激するスウィートだった。札幌に来たら是非また行きたいお店のひとつ。それから、無精髭、ジーンズで披露宴にでたのは初めての経験。周囲から浮くんじゃないかと心配して、さすがにジャケットとタイはしたけど(笑)。一応、事前にAGIちゃんにドレスコードを確認したけど(爆)

散会後、タクシーで札幌駅へ。しとしと雨の札幌をあとにして小樽へ向かう。低く垂れ込めた雲と波の静かな海を眺めているうちにあっという間に小樽築港(おたるきっこう、と読むらしい)に到着。今夜から「小樽ヒルトン」に宿泊するのだ。連休初日の土曜だから札幌のまともなホテルは満室で、やむなく小樽ヒルトンにしたのだが、これが大正解!モールにも隣接していて、スポーツクラブで泳げて便利だし、部屋が広いしきれい。それに値段もリーズナブルなんだ。ふふふ、目論みどうりの「夏休み引きこもり旅行」には絶好の環境じゃん!と満足する。

部屋はインターネット常時接続可能で、早速メールのチェック。イギリスの弟子、Mark Ashton君からメールが入っていた。7年前に初めてイギリスの医学生を受け入れた時の学生で今は医学部の同級生と結婚してシェフィールドで開業している。2ヶ月間だったけどすごく仲良くなって家族ぐるみの付き合いを今でもしているイギリス人。なんと、娘が生まれたとのこと!うれしいニュース!!エレノアちゃんという名前(僕の名前の一字をとって、「光」という意味だそうだ!!)の女の子の写真付き。僕ら夫婦が彼女のJapanese Parentsになるよ!ってメールを返信する。

シャワーを浴びてビールでリフレッシュしてから、暗くなりかけた小樽の街へ繰り出す。タクシーをあえて利用せず、しとしと雨の中を小樽市街へ歩く。それにしても北海道って人が歩いていないんだな。車はびゅんびゅん通るのに。それとワンブロックが長いんだ。なんとなくアメリカのデンバー辺りの街路を歩いているみたいな感覚がデジャヴする。20分くらい歩くとだんだん周囲が寂しくなり、迷ってしまったかのような不安が頭をよぎる。方向は間違っていないはずなんだんけどな・・・と思いつつ歩き続ける。それにしても巨大なパチンコ屋さんの多い事!日本の地方都市はみんな同じだけど。

でも歩きながら、この先どんなところに行くんだろう・・・?という「不安感、期待感」が、旅の楽しみの一つなんだよね。これがあるから旅が楽しい。

雨の中、約30分間歩いて小樽名物の運河周辺へ到着。お寿司にしようかな、とも思ったけど、今日は昼にがっつり食べたのでパスして、小樽運河食堂のビルの中にある「灯」で「小樽磯の香りラーメン」を(そこのニーちゃんのお勧めだった)食べる事にする。塩味、ホタテ、茎わかめ、岩のりがが、てんこ盛りでのっていて、実はあまり期待していなかったんだけど、意外にあっさり味でおいしかった。湯河原の「こぐれ」(今はなくなっちゃった)の五目ソバのスープの味を思い出した(じょうじ君はわかってくれると思う<爆)。次の店で海の幸を楽しみながらうまい日本酒でも飲みたいな、と思いつつ周辺を散策するが、歩いているうちに疲れてしまい(笑)、ホテルでのんびりしたくなってしまった。日本中どこにでもある!ローソンでワインとビールとつまみを買って部屋にタクシーで戻ることとに予定変更。はは。そんな無計画も一人旅の面白さ。

これから、ちびちびとワインを飲みながら、読みかけの村上龍の「半島を出よ」の続きを読んで眠っちゃうんだろうな。

September 14, 2007

夏休み@憧れの引きこもり

今日もすっげー忙しくて、へろへろなんだけど、仕事場からの帰路はやっぱり泳ぎたくて500m&サウナですっきりした。充実の一日。

さて、明日から遅ればせながら夏休み。10年来の友人(女性)の結婚披露宴パーティに招待され札幌に行く。そのついでって言う訳じゃないけど(笑)、夏休みをとることにした。北海道は何年ぶりだろう。何にもしない休日を渇望していたから、この3泊4日の休みを堪能するつもり。今回も気ままな一人旅。それを許してくれたカミさんに感謝。

おいしいものを一杯食べて、自分の感性に向き合ってみたいと思う。書きかけの文章やらインスピレーションのわいた歌詞の感性など、そのささやかな時間で作り上げられれば・・・って思うけど。

ネットに接続できる環境であれば、記録の意味から書き込みする予定。

明朝の早朝に出発します。
わくわく

器量

安部さんの首相退陣に至るまでの本人の苦悩はかなりのものだった事は想像に難くない。一昨日、昨日と2日間だけで、もう「過去の人」になってしまっている。世間、世論、マスコミなんていうのは、そんなもんなんだろう。この冷淡さが現実。厳しいもんだ。

安部さんは一国のリーダーとしては、やはり器が足りなかったという事・・・なんだけど、そんなことは初めから皆わかっていたわけじゃない。立場が人を作るということは確かにあるけど、首相という職務はそれほど甘いもんじゃないわけで、従前の日本のシステムでは周囲が阿吽の呼吸で「守り立てる」ということはあったんだろうけど、そんな悠長なことでは今の時代には対応できない。彼は「志」はあるんだろうけど、それに伴ういろんな資質が少しずつ足りなかった。でもそのことは自分自身が一番わかっていたはずなんだけどな。それが勘違いしていたとすれば、それは責められるべきことだ。

政権発足当時の求心力は、ものの見事になくなって、半年くらいした今年の春には、彼にリーダーのオーラはかんじられなかったもん。参院選の自民惨敗がいい引き際だったのに、その判断が出来ないところが(周囲がそうさせないところが)彼の器、ということだろう。いずれにしろ退陣のタイミングは最悪になっちゃったわけだ。

ほぼ同じ世代の政治家として期待していただけに残念ではある。

それはさておき、週末の連休は夏休みをとるぞい、るんるん

September 12, 2007

Gymにて

3月から通いつめているスポーツジム。今夜も仕事帰りで20本1000mノビまくり。最近ではノンストップで20本いけるようになった。この歳になってもコツさえつかめばフィジカルな進歩はあるんだな。体重は全然苦労せずに3キロ減ったし。

で、ジムのロッカーでの考察。それなりのステータスのジムなんだけど、そのジムのロッカーっていうのは男の世界(当たり前だ<爆)。先日じょうじ君に話して爆笑したんだけど、Tバックのパンツをはいた筋肉オヤジが今日もいた。僕はそっちの趣味はないから、(笑いをかみころして)目を背けちゃう(爆)んだけど、典型的なナルちゃんなんだろうな、彼は。

そのTバックおやじとは正反対に、お風呂やサウナに入るのに不自然に「前」を隠してるヤツがいたり(約半数以上はタオルで隠す)、鏡の前でうっとりと自分の姿に見惚れているヤツとか(ボディビル系が多い)、周囲の皆がわかっているのにカツラを「それとなく」直しているヤツとか(爆)。
人間観察としては、最高に面白い場所です。

僕は、スッポンポンでぜーんぜん平気(笑)。別に自信があるわけじゃーないけどさっ(爆)。かみさんに話したら、女性ロッカーでも状況は同じようなもんらしい(爆)

September 11, 2007

9/11なんだ今日は。

あの日のことは忘れられない。

9・11 次女と三女の塾の迎えに行く前に見ていたテレビでNYのWTCのビルの火事のニュース。「ん?あらら、火事だって・・・」なんてかみさんと話つつ塾の迎えに。その日に限って塾の終わる時間が遅くなって車でTVを観ていたら・・・その場でセカンドアタックの2機目が突っ込む瞬間。愕然。テロであることを確信した。

ボーっとしながら朝までTV中継を観ていた。あのNYがどうなっちゃったんだろう?これから世界はどうなっちゃうんだろう?NYに住んでいる知人は大丈夫だろうか?などなど・・・

あれから何年も経ったんだけど鮮明に覚えているあの夜。

September 10, 2007

Pat Methenyが流れるBARで

いつもどおりの忙しい月曜日。夜は某所で編集会議。モデレーターがイマイチで時間ばかり過ぎる会議。ったく、段取りが悪い、つーか、「それ以前」の問題だな。せっかちな僕はこういうの大嫌いなんだよね。ちょっと辛らつな意見を言ってしまった。ま、出席していた多くの人達が頷いていたから良しとしよう。そんなこんなで、ちょっといらいらしながら8時過ぎに帰路につく。

時代屋に寄り道。以前は週2-3回は寄っていたんだけど、帰り道にジムで泳ぐことが多くなってからはなんとなく行かなくなっていた。いいBARなんだよね、時代屋。店長がU君からK君に代わり彼なりの工夫が見られるみたいだ。キルケニーを一杯、ブードルズのジン・トニックを一杯。

さらりと流れるPat Methenyのソロアルバム。彼のバリトンギターのソロ。

「雨の日には似合うんですよね、このアルバム」

その通り!

いい時間を過ごさせてもらった。
良く眠れそう(・・・っていつもじゃん<爆)

September 9, 2007

にっちよーび

ゆるゆる日曜日。6時過ぎに起床。昨夜は10時過ぎにベッドに入っちゃったので8時間睡眠(笑)。ベッドでまどろみながらI-podでスガシカオのアルバムを聴く。いいなぁ、彼の歌の世界に浸ってから朝のルーティン。朝のブログにも書いたけれど真夏のような日差しで暑い。でも、やはり9月なんだね、真夏の風とは違う。

10時過ぎまでウダウダ。TVの波乱万丈伝に南こうせつさんが出ていた。かみさんとあの時代の歌について話す。あの時代にハックルベリーの歌の原点があるんだよな・・・などなど。でも、あの時代のことを懐かしく、また真正面から思い出すことが出来るようになったのは、2004年の再活動以降なんだ。別に封印していたわけじゃなくて、未熟だった自分がハズカシかっただけなのかもしれないけど。

11時からジムで1000m。すごく調子よくスイスイ気持ちよく泳ぐ。もっと漂っていたかったんだけど昼過ぎに混み始めたのを潮時に上がることにする。サウナでまったりした後、永坂更科で天ざる&ビール。ふふふ、至福の時間だな。午後もこのペースでのんびり読書&ギターで遊ぶ。

TVで「サザエさん」を観ていたら、いくつか疑問。そういえば数年前に「磯野家のなぞ」みたいな本があったな。カツオくんとワカメちゃんの年齢を考えると、サザエさんの年は20歳代後半なんだろう。とすると、ナミヘイさんは55歳ー60歳くらいなんだな。じーさんに見えるけど(笑)。えええええっ、僕とそんなに変わらないじゃない!

かなりショックを受けた(爆)

残暑ざんしょ

木曜の直撃台風は、夜のうちに中心が通り過ぎたので、朝起きて空をみたら、はへ?たいしたことないじゃんって感じだった。しかししかし・・・朝の通勤時に観た多摩川の水量は、今まで観たことがないくらい土手ぎりぎりだった。やっぱり、このパワーはすごいな。

土曜日午前は相変わらずばたばた。ER野戦病院状態(笑)。午後はジムに行きしっかりと1000m(20本)&サウナ。メンタルな疲れをフィジカルな負荷によってバランスをとるっていう習慣が出来たのが今年の一番の収穫だと思う。ビールを気持ちよく飲みながら、久しぶりにシーフードチャウダーを作り、まずまずの出来。

さあて、次の週末は夏休みをとるぞ!

September 6, 2007

Typhoon
Typhoon
Say, soon
what you saw

僕らの信じてきた
すべてを 天上の世界に 向けて
巻き上げるような風と
猛り狂ったように
落ちてくる RAIN に託して


自然っていうのは 
言葉を 失うくらい
すごいね
僕らのささやかな日々の
希望や哀しみさえ
笑い飛ばして くれるから

Otherwise, whatever
Otherwise, however

そんな中で 大切な電話を
待っていた
びしょ濡れになっても
僕は 

Typhoon
Typhoon
Say, soon
what you saw

僕らの信じてきた
すべてを 天上の世界に 向けて
巻き上げるような風と
猛り狂ったように
落ちてくる RAIN に託して
===============================

今夜の台風を見ていて、ずいぶん昔のある日の情景
そのイメージがフラッシュバックした

September 5, 2007

親戚付き合い

今夜は30日に急逝した伯母の通夜だった。母親の妹で小さい頃から僕を結構かわいがってくれた人。

結婚して家庭を持ってからは、家のカミさんを娘のように、ウチの三人娘達を孫のようにかわいがったくれた。娘が二人。この従兄弟たちは二人とも宝塚に行き花組と月組。その二人の成長と活躍が唯一の楽しみだった。今夜も同期の黒木瞳さんが列席してくれた。

医師として何もしてあげられなかったのが心残りだけれども、苦しまないで、スッとあの世に行ってしまったのがせめてもの慰み。そんな人生の幕の引き方が彼女らしい。

日ごろご無沙汰している親戚一同と出会えるのも法事。日ごろのご無沙汰を詫び近況報告をする。そんな機会を、亡くなった伯母が作ってくれたような気がした。

明日は告別式

September 4, 2007

ほんのり秋

朝晩は、確実に秋の気配。昨夜ジムで泳いてからの帰路、また秋の香りを感じた。暑かった今年の夏の記憶が、すごく昔のことみたいに感じるのが、すごく不思議だ。5時すぎ起床は継続中だけど、目覚めてからベッドでまったりしている時間が長くなってきた。ほんのり秋。

September 2, 2007

せぷてんばー

Septemberという言葉の語感が好きだな。季節的にはもう少し寒くなった時期が一番好きなんだけど。でも真夏が嫌いかっていうと夏も好き、真冬も好き、なわけで(笑)、節操のないヤツ(自分)です。早いなぁ、速いよなぁ、今年も。時間の流れの加速度的な進み方を憂うのは、歳のせいかもしれないけれど。それにしても、はやい。「黒崎の鼻」で仲間と新年を祝ったのが、ついこの間のような気がするんだけどな。

さて今年もこれからの季節、イベントが目白押し。忙しさは相変わらずだろうけど、プライベートのインプットあってのアウトプットだと思うので、「しっかり働いて、がっつり遊ぼうっ!」と思うのでした。

September 1, 2007

Radwimps

長かったような短かったような・・・怒涛の一週間。やっと週末にたどり着いた、って感じ。昨夜はジムで泳いで早めに帰宅してのんびりした。

最近うちの娘達ハマッているRadwimpsのCDを聴いた。歌を書いているのは野田洋次郎君。長女の小学校時代からの同級生の女の子の彼氏で、彼らのデビューから僕は知っているわけだけれど、じっくりと彼らの歌を聴いたことがなかったんだよね。今回オリコン2位になったということと、この木曜日に娘達が横浜アリーナのライブに行ったということで、聴いてみようという気になった。

結論から言えば、よかった。歌詞がすごくいい。

あの世代の(繊細な)男の子の素直な言葉。うんうん、そうだよね、わかるよ、君の言いたいこと、って感じかな。歌の路線は僕らとはまったく違うんだけれど「共感」を持てるグループだと思った。
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